このゲームはナグザットからSSで発売されたSTGです。
視点的にはシルフィード、レイストームの様なクォータービューですが、技術レベルが天と地の差ぐらいあったせいか
ヘボヘボな出来になってます。
ノーマルコントローラー以外にもマルチコントローラーにも対応。何を血迷ったかシャトルマウスにも対応してます。
片手でプレイできるSTGというのは結構画期的。ただやってみるとわかりますが右手がツります。
電源ON。
やる気のなさそうなナレーションに早速テンションダウン。
続いて始まるオープニングムービー。
史上稀に見る汚さ！！。・・・なんといったらよいのでしょう (^^; これでもかというくらい滲んでます。これは必見です。
ゲームスタート。
自機は7種類から選べるようですが、どれも同じに見えるのではじめからカーソルのあってたラブレスという機体で開始。
画面に颯爽と登場したラブレス。胴と足がちぎれてます。
ウィンドウで司令官が登場。出た瞬間から鯉のように非常に高速に口パクしており、台詞と合う筈もなくバラバラです。
これがバラバラなだけなら別によいのですが、パクパクが非常に早いのでえらく気になります。
気を取り直してステージ開始。
今度は弾の出方が変。発射すると一瞬自機の目の前で静止したのち飛んできます。
左右に動きながら攻撃していると何もないところから弾が飛んでいき妙な感じです。
従来の縦スクロールSTGでは単純に前進あるのみでしたが、このゲームでは方向転換があります。
ゲーム中に横スクロールになるかといえばそんな技術あるわけもなく、あるポイントに来るとマップが突然90度回転。
方向的には違った方へ進んでますが、縦シューのままです。このテンポを悪くするだけの方向転換に意味はあるのでしょうか。
2面では必見ポイントがあります。
自機が進んでいくとマップ上にハイウェイのコーナーが見えてくるのですが、これが水でもかけたみたいによれよれ。
開発者はこれに非常に自信があったのか、このよれよれコーナーを2度にわたって登場させてます。
何を考えてたんでしょうか (^^;
これはインパクトありますのでこのゲームをやる機会があったらぜひ見てください。
面クリア後にはおなじみの得点計算があります。
ここではこの点加算が非常に遅い。異様に遅い。馬鹿みたいに遅い。
ボタンでキャンセルできるので助かりますが、これが出来なかった時、1万点加算するのに3秒かかります。
この時点で30万点あったので90秒はかかることに。
この得点計算の一番下にはトータルスコアの欄があります。
他の項目がボムボーナスとか撃墜率とかが出ているのでてっきりその面だけのトータルかと思ってましたが、実はこれはハイスコア
のことでした。
つまりキャンセルしないと面が進むごとに、この得点計算に莫大な時間が割かれるわけです（爆）
面が進んでいくと唐突に一緒に進んできた仲間が死亡します。
通信で「もうだめです」みたいな感じでリタイアが伝えられてきたのでてっきりクリアしたあとにひょっこり出てくる展開と思ってました。
と思いきやクリアしても登場する気配なし。
どうやら本当に死んじゃってたみたいです。
各ステージ最初のミッション説明時にしかみませんでしたが、インド人とアメリカ人さんさよならです。
7面はなんか視点がいつもと若干変更されており、自機がちょっと大きめにクローズアップされてます。
しかしでかいのが災いして端の方へ行くと自機が画面から外に出てしまい見えなくなります。
おーい、それでいいのか？
ラスボスはなんか足にでかい鉤爪のついたへんてこなロボットで非常に格好悪かったです。
これを倒すとジョーカーから「今回は退くけど再びこのような状況をつくるとまた攻撃にくるぞ」的な警告を受けるのですが、
主人公はそのことをまったく他の人に伝えずに握りつぶしてます。
おいおい。それでは何の解決にもならんぞ。
まさかこれを2への伏線にしようとしてるんでは (^^;
このゲームでは「技術力」というのがキーワードですねぇ。
同じゲームでももっと技術力があったらもっと別物になってたでしょうね。
さすが同○ゲーム（謎）
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